ネットビジネスで騙されて後悔と埋没費用(サンクコスト)効果
ネットビジネスと埋没費用(サンクコスト)効果
長谷川です。
いつも購読ありがとうございます^^
最近、なるほどと思ったのが
埋没費用(サンクコスト)効果という
考え方です。
これは、
経済学や経営学用語でよく使われる
用語です。
埋没費用(サンクコスト)は
ウィキペディアには
以下のように定義されています。
埋没費用(まいぼつひよう)とは、事業や行為に
投下した資金・労力のうち、
事業や行為の撤退・縮小・中止によっても戻って来ない
投下資金または投下した労力をいう。
サンク・コスト (sunk cost) ともいう。
(Wikipediaより)
実は、人というのは
この埋没費用(サンクコスト)に
意識がいきやすく
バランスのとれた判断ができなく
損をしている事が多いのです。
これは、経済や経営の
用語として”埋没費用効果”と呼びます。
埋没費用(サンクコスト)の例
1つ例を出して考えてみましょう。
例えば、公共事業です。
公共事業は、長い年月をかけて
やりますので
途中で事情が変わる事はあります。
例えば、
公共事業としてダム工事が
完成まであと少しだとします。
完成9割までなったところで
仮に完成しても
そこまで経済効果がない事が
判明しました。
それどころか
維持費を考えると中止した方が
メリットが見いだせるかもしれません。
但し、
ここまで多大な労力と時間と
4000億円億円かけて9割まで
完成させました。
ここで中止するのは
正直もったいないです。
で、ここで正しい決断は
中止と継続どちらでしょうか?
経済学や経営学的な
埋没費用(サンクコスト)
の考え方でいうと
仮に9割まで
完成していても中止するのが
正しい決断です。
埋没費用を考えるともったいという
感情が優先されて、
多くの人は
‘今さら引き返せない。進むしかない’
と考えてしまいがちです。
でも、合理的な考え方は
仮に9割完成して、そこまで
いくらお金や時間を
使っていても中止する事の方に
メリットがあれば中止するのが正解です。
よーく考えればそうですよね?(笑)
これは、何も公共事業とか経済とか
でなくても日常の生活でもよくある事です。
例えば、これもウィキに書いてあった
埋没費用(サンクコスト)の例ですが
こういう事ってよくありますよね?(笑)
2時間の映画のチケットを1800円で購入したとする。
映画館に入場し映画を観始めた。
10分後に映画がつまらないと感じられた場合に
その映画を観続けるべきか、
それとも途中で映画館を退出して残りの時間を
有効に使うべきかが問題となる。
(Wikipediaより)
これも残り時間を有効に使うのが
正解だと僕は思います。
もったいないって考えてしまいがちですが…
この例でも
‘今さら引き返せない。進むしかない’
とか
’もったいないからとりあえず、やろう!’
という思考になってしまいがちです。
人間というのは感情を持っていますから
機械の様にメリットとデメリットを
考えて合理的な判断に欠ける事が多々あります。
ただ、経済や経営的に言えば
もったいないという
感情で判断するのは、
よいとは言えません。
埋没費用(サンクコスト)だけに
フォーカスするのではなく
それを捨てる事で得られるメリットも
総合的に判断しなくてはいけないわけです。
ネットビジネスで後悔した場合は?
ネットビジネスでも
こういう事は多々あります。
『ネットビジネスで高額払って
塾とか入ったけど
どうも、手法的には
再現性は低いと感じている…』
という相談を受ける事が多々あります。
僕のアドバイスは
話を聞いて手法として難しいと判断すれば
『もったいと思うかもしれませんが
次にいきましょう^^』
とアドバイスします。
でも、中には
『自分でも何となく悔しているけど
もったいないから続けます!』
って人もいます(^^;
でも、これって
経営的に合理的に判断すれば
理に叶っていないわけです。
僕も、買ってから
『ヤラレタ!』
とか
『これないわ!』
って事は初心者の頃は多々ありました。
その時は、超貧乏で
ショックも大きかったけど
すぐに、別のものへ投資しました。
埋没費用(サンクコスト)なんて
言葉なんて知らなかったけど
そっちの方が早道な気がしたし
遠回りしている時間なんて
なかったですから(^^;
ネットビジネスで稼ぐって事は
経営だと思うわけです。
物事を大局的にみて
一番何が損がないかを
考えなくてもいけません。
これは、局所的な視点で
物を見たり考えると大きく見誤ります。
ビジネスやるのであれば
お金を使って
時間を買うという
判断は常にしなければいけません。
その中で数多い判断の中には
失敗もでてきます。
その時に、
判断を誤ったと思ったら
ダラダラとしないで次へ行く事です。
実は、その方が
損をしないで
大きな利益を得られる可能性が
高いのです。
これは、日常においても
そうかもしれません(笑)
終っているのに終わりにできない恋愛関係
負け続けているのにやめられないギャンブル
使うことのないのになぜか保管している衣類
埋没費用効果で考えるなら
費やした時間や費用を考えるより
捨てる事で得られるメリットを考えた方が
よい事ばかりです。
こういう視点で物事をみると
人生実り豊かになるかもしれません。
ちょっと参考になれば
嬉しいです^^
長谷川でした。
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